真田十勇士(8)
徳川家康の首級ただ一つを狙い、真田幸村、そして十勇士たちは最後の戦場へ向かう―。
戦国伝奇浪漫の傑作、ここに完結! 漢たちの壮絶な生き様を見よ!るいは玩具店で素朴な犬張子の人形を買って帰るが、「間違って売ってしまった」と職人の文治郎が別のものと取り替えにやってきた。
その文治郎が斬り殺され、娘も惨殺される事件が起こる。
その裏には、孫の徳太郎を巻き込んだ大店の跡目争いが見え隠れし……。
犬張子に込められた孫への情愛が胸を打つ表題作ほか、日本橋の人形市に出かけた東吾が、次々と鍾馗の旗を買う羽目になる「十軒店人形市」など全8篇収録。
おなじみ「かわせみ」ファミリーが大活躍する人情捕物帳。
脱藩の果て、一族の面汚しとして死んだ放蕩者の兄。
その兄にも三分の理があると信じ、一心不乱に剣の精進を重ね、理不尽ともいえる仇討ちを甥に挑む又蔵。
鮮烈かつ哀切極まる決闘場面の感動が語り継がれる表題作の他、島帰りの男と彼を慕う娘との束の間の幸せを描いた「割れた月」など全5篇収録。
「主人公たちは、いずれも暗い宿命のようなものに背中を押されて生き、あるいは死ぬ」(「あとがき」より)。
“負のロマン”と賛された初期名品集。
花の湯の看板娘、花室もえは、片思い者続出の人気モン。
けれど、もえの頭の中は、おシリに三日月キズのある、ちょっとたよりない同級生、松井辰吉のことでいっぱい! なぜなら、辰吉はもえの大恩人だから…。
ステキなカップルを描く、じんこちゃんの第1(デビュー)作。
ライト感覚がまぶしい!「私の気持ち知ってるくせに、自分の気持ちは見せなくて。
何を考えているのかわかんなくて…。
」(花室もえ談)とゆーわけで、辰吉のにえきらない態度に悩むもえです。
しかし、舞台があの某高ですから、暗く深刻になるハズもない。
皆様も、このスレちがいカップルの未来を、暖かく見守ってあげてください。
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