やられ女の言い分
わたしはどうして、こうなってしまうのか? 次から次に襲いかかる男たちの身勝手で無神経なセクハラや暴言。
あんまりな体験の連続に「もう二度と男を好きになったりすることはないような気がする」とすら思ったという著者だが、それでも潰れずに、マンガに小説に歌に芝居に妊婦生活に出産に、と幼ない我が子を抱えながら奮闘活躍する日々。
1993年から1998年にかけて書いたパワフルでエネルギッシュ、爽快なまでにほんとうのことをずばり言い切るエッセイ集成。
京の北、丑の刻に貴船神社に現われる白装束の女。
唇には釘、左手には人形、右手には鉄の鎚……自分を捨てた男を取り殺すため鬼と化す。
男の窮地を救うため、安倍晴明と源博雅が目にしたものは!? 嫉妬に狂った女の悲しさを描いた「鉄輪」他「瓜仙人」「這う鬼」「迷信」「ものや思ふと……」「打臥の巫女」「血吸い女房」の7篇収録。
平安の世を騒がす魍魎(もうりょう)に立ち向かう、若き晴明と博雅の胸のすく活躍! 「陰陽師」シリーズ第3弾。
脳に障害をもつ由希が奏でる超人的チェロの調べ。
言葉を解せず、道徳を持たない女性にもたらされた才能は、中堅どころの音楽家によって恐るべき開花を遂げる。
しかし、難曲をこなし、自在に名演奏を再現してみせるその旋律には、自己表現が決定的に欠けていた。
彼女の音に魂を吹き込もうとするチェロ奏者・東野。
<天上の音楽>にすべてを捧げる二人の前に次々と起こる超常現象と奇怪な事件。
崇高な人間愛と世俗の欲望を圧倒的筆力で描く文芸ホラー長篇。
秘剣、外に語らず──伝授はもちろん、どんな技かも極秘にされる“隠し剣”。
その隠し剣が必要になるとき、それは最悪の事態を意味する。
剣鬼と化して破牢した夫のために捨て身の行動に出る人妻、これに翻弄される男を描く「隠し剣鬼ノ爪」は、同名の映画の原作となった作品。
そのほか「臆病剣松風」「暗殺剣虎ノ眼」「女人剣さざ波」「必死剣鳥刺し」など、爽やかで深い時代小説の魅力が横溢するシリーズ8篇。
剣客小説に新境地を拓いた名品集、第1弾!崇拝する高名な父・河合博士以外の人間には無関心なエリート高校生・河合正俊。
彼はある日突然、父の同僚たちに拉致されてしまった。
「父さんが極秘プロジェクトを盗んで失踪!?」 混乱する正俊の前に次々と謎の人物が現れ……!? 橘皆無が近未来を舞台に描く、愛と友情のボーイズ・グローイングアップ・ストーリー!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60012006