3×3EYES(33)

八雲は、鬼眼王に占拠されたアマラから神民を救い出すことには成功したが、パイを奪回することは果たせなかった。
ベナレスはパイをさらってネグローニに複製を作らせ、パイと複製体とで再び「人化の法」を行おうとしていた。
しかし、八雲の前にベナレスの手から逃れてきたパイの複製体が現れる。
助けようとした八雲らの事を理解していない複製体は攻撃をしかけてくる。
ベナレスは今度こそ鬼眼王を完全体にすべく、パイをさらって複製体「カーリー」を作った。
八雲はパイを救うことはできなかったが、カーリーを保護する。
追っ手を迎え撃つ準備の最中、八雲はウシャスの復讐のため、単身鬼眼王のもとに乗り込んだアマラと精神同調してしまい、意識が肉体から切り離されてしまった。
アマラと八雲は力をあわせて鬼眼王に立ち向かうが…!?もはや壊滅状態の世界で、生き残っている人々がいた。
世界の命運を左右するカーリーを守るため、新岩城島要塞による鬼眼王攻撃準備を進めていた八雲らだったが、開戦を前に、八雲は獣魔術を失ってしまう。
鬼眼王に呪縛されたパイが率いる闇の軍勢の猛攻に、リバース・ハーンはカーリーを城外へ射出。
カーリー争奪戦が続く中、力を失った八雲の前にベナレスが現れた!!月の龍皇城に潜入した綾小路から細胞変質病対策となる呪力の電気信号化の術を受け取った李鈴鈴たちは、生き残った人類の力を結集するべく世界の通信網回復計画を進めていた。
そこへ、鬼眼王とベナレスがカーリー奪取を妖魔に任せて月に向かったとの報が入る。
綾小路の救出に向かった八雲だったが、そこにはハーンを人質にとられ、鬼眼王に操られている彼女本人がいた。
各国の鬼眼王への対応方針はいっこうにまとまらない。
その間に鬼眼王が太平洋上に配置した謎の物体「サンハーラ」が刻一刻と成長していた。
危機を感じた合衆国と日本政府は「人化の法」を封じて鬼眼王を衰弱死させようと、パイの抹殺を企てる。
彼女が人間でなく破壊神と同族だと知った人々の「化け物!」と罵る声に追われるように、パイと八雲は警視庁から逃れるが…!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60009715