聖夜はボスと

ジャック・ヴァレンタインはハンサムでセクシーな億万長者だが、マディはあくまで上司と部下として、彼と良好な関係を保っていた。
しかし今回の出張でロンドンへ来て以来、ジャックはまるで別人のようになってしまった。
長いこと疎遠だった家族との再会がその原因らしい。
愛想がよく、自信に満ちたプレイボーイは姿を消し、今のジャックは傷ついて心を閉ざした孤独な少年のようだ。
さらに、どういうわけかマディを見る彼の目には情熱がこもっている。
こんなジャックの前で、今までどおり冷静にふるまえるかしら? マディは不安を覚えると同時にかすかに胸が高鳴るのを感じた。
アリーの夫は四カ月前に車の事故で亡くなった。
突然のことに、いまだ心の整理がつかない状態だ。
そしてこのほど、同乗していた女性の身元が判明した。
ローマにほど近い町に住む、著名な公爵の夫人だという。
遺された彼女の夫に会い、悲しみを分かち合えたら――。
そんな思いがふくらんで、アリーはローマに飛んだ。
ところが、公爵の屋敷では門前払いされてしまう。
なんとしても公爵に会いたいアリーは、公爵の関係者らしいジーノという男に導かれるまま、車に乗りこむ。
自分の運命が大きく変わるとも知らずに。
動き出す新たな陰謀!!極寒の要塞で、闘いが再び始まる…神と悪魔の血をあわせ持つ鬼哭霊輝は、悪魔の貴公子ベリアルとの死闘の果て、ついに最愛の妻・智子を取り戻した。
だが、超新星爆発の影響で世界は崩壊寸前の危機。
そして十数年後、最果ての地、北欧スカンジナビア半島で、長い眠りから醒めた霊輝と智子を待ち受けていたのは、北欧神話の魔王ロキ復活をめぐる陰謀だった…!!鬼才、巻来功士絶好調!光と闇のドラマ、第5巻!!新章・アスガルドの要塞編、スタート!!アンドア台地で幻界の守護者と戦い、新たなる力に目覚めたワタル。
駆け出し詐欺師ジョゾをパーティに加え、北の帝国が待ちうける戦線へと向かうワタルだが?レイチェルはボスであるシェーン・エリオットへの恋心をひた隠し、有能なアシスタントとして公私ともに彼を支えてきた。
だがそんな生活に、彼女は限界を感じはじめていた。
決して女性として見てもらえないとわかっていながら、これ以上シェーンのそばで働き、彼のデートのセッティングまでするなんて耐えられない。
辞職を考えだした矢先、シェーンが突然、彼女の家を訪ねてきた。
仕事の成功を一緒に祝うため、シャンパンを持ってきたという。
このチャンスを逃してはだめ。
一度だけ、彼にわたしの気持ちを示そう。
秘めつづけてきた想いを込めて、レイチェルは彼にキスをした。
続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60021150